楽天証券のつみたてNISAは、楽天ポイントが貯まり、つみたてNISA対象の取扱商品数がトップクラスで多いのが特長です。
楽天証券のつみたてNISAの始め方を、制度やおすすめ商品を一緒に説明していきます。
つみたてNISAとは?
今回は楽天証券で始める、つみたてNISAについて、ご説明させていただきます。
NISAは、金融庁主導で、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
引用元:金融庁HP NISAとは
NISAとの違い
つみたてNISAは、一般NISA誕生から4年後の、2018年1月にスタートした税優遇制度で、運用目的を長期・分散・積立投資に絞ったものとなっております。
2024年からNISAの制度が改正
2024年からNISAの制度が改正されることが決まっており、ジュニアNISAの廃止や、一般NISAや積立NISAの内容が変更されます。
今はまだ改正前ですので、先にご紹介した現行制度の内容が適用されます。
対象となる投資商品の違い
一般NISAの投資対象商品が、上場株式(国内株、外国株)、REIT(国内、海外)、ETF等、数多くの商品があるのに対して、つみたてNISAは、金融庁が承認を得た、手数料が低くて、運用が安定している「長期」「積立」「分散」投資に向いている投資信託・ETFに限定されている。
上限金額
年間40万円という事は、月額にすると33,000円という事ですか?
つみたてNISAは1円単位で投資できるので、月額にすると最大33,333円です。
楽天証券が人気の理由
2022年3月現在、数多くある証券会社の中で、クレジットカードで支払いができ、その支払いで貯まったクレジットカードのポイントで、積立NISAの支払いに使えるのは、楽天証券・SBI証券・マネックス証券です。
実は、楽天証券の投信保有ポイントとマネーブリッジが2022年4月から改悪され、ネガティブなコメントが多く散見されます。
しかし、SBI証券やマネックス証券もいつどうなるか分からないですし、ポイントをもらうために投資信託をしている訳ではないので、ポイントありきの運用になってしまうと本末転倒です。
楽天市場などで貯めたポイントも投資できるので、楽天経済圏を活用したい人は引き続き残留するようです。
また、資金に余裕のある方は、iFreeやNADAQの信託報酬の高いものだけ楽天証券でポイント1%還元、信託報酬の安い積立NISAは他の証券口座でと使い分けています。
楽天証券でつみたてNISAをするという事は、あらゆるお店で貯められる楽天ポイントを、つみたてNISAの決済に使える事や、ポイント還元率が楽天キャッシュ決済で年内1%であることを考えると、後発組に負けないストロングポイントと言えます。
インデックス型商品が豊富
楽天証券のつみたてNISAの始め方
楽天証券の口座開設にはマイナンバーカードが必要です。
未取得の方は、マイナンバーカードの申請から始めましょう。地域によっては申請から受け取りまで1~3ヶ月掛かることもあります。
- 総合取引口座とつみたてNISA口座を同時に申し込み
- 初期設定+マイナンバー登録
- つみたてNISA口座での取引開始
楽天証券のつみたてNISAは、他の楽天サービスとの組み合わせでお得になるので、楽天証券の口座開設と一緒に他のサービスへの申し込みも検討するのをおすすめします。
同一人物での楽天会員情報で、楽天銀行、楽天カード、楽天キャッシュの活用がお得になります。
まずは同時開設キャンペーンがないか探してみましょう!
おすすめの商品と手数料
長期間の投資をおこなう上で、大切なことは運用にかかる手数料を下げることです。
金融庁は、投資所初心者でも安心して、投資ができるように、つみたてNISAの投資対象となる投資信託に対して、厳しい制限を設けております。信託報酬率に対しても上限額を設け、運用にかかる手数料を引き下げております。
- インデックス投資信託(国内型)→ 年0.5%以下
- インデックス投資信託(国際型)→ 年0.75%以下
- アクティブ投資信託(国内型)→ 年1.0%以下
- アクティブ投資信託(国際型)→ 年1.5%以下
インデックス投資信託(国内型)が一番低いですね!これが一番いいという事ですか?
ただ手数料が低ければ良いというわけではありません。これは投資ですので、しっかり運用してくれる投資信託を選ぶ必要があります。
1993年から2017年までの25年間で、アメリカの株式が約6倍まで株価を上げたのに対して、日本株は横ばいです。
以上のことから、手数料が安く、しっかりお金を育ててくれる外国の株式で運用してくれる、インデックス投資信託(国際型)を選択することをおすすめします。
おすすめの買い方
- 楽天キャッシュのチャージ元を楽天カードに設定する
- 積立金を楽天キャッシュで支払う
- 積立金を貯まった楽天スーパーポイントで支払う
楽天キャッシュは、利用額の0.5%のポイントが貯まる仕組みになっております。さらに、楽天カードから楽天キャッシュにチャージするとチャージ額の0.5%のポイントを獲得できます。(2022年12月買付分まで)
つみたてNISAの支払いを毎月30,000円、楽天キャッシュで支払えば300ポイント(300円)貯まるわけですから、運用とは関係なく1%の利益を確定することができます。
人気の商品ランキング
2023年1月時点でのランキングですが、上位はインデックス運用で、外国株式に投資するものです。
つみたてNISAのシミレーション
楽天証券のHPにあるシミレーションを使うことで、毎月の積立金額から最終積立金額の計算、目標金額から逆算して毎月の積立金額を計算することができます。
まとめ
数多くある証券会社の中から、楽天証券をお勧めする理由はズバリこの3つです。
- インデックス型投資信託160本、アクティブ型投資信託19本、合計179本
- クレジットカード(楽天カードから楽天キャッシュにチャージ)が活用できる
- 楽天ポイントを、積立NISAの支払いに使える
①はSBI証券と並んで最多本数、②と③を1枚のカードでできるのは楽天証券の強みです。
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